皆さんこんにちは。
メカニカルデザイン事業部のS用です。

ブログ初登場になります。よろしくお願いします。

 

今日は機械加工における 「図面」 についてざっくりお話したいと思います。

図面とは、機械を作るにあたり、どんな材料をどのくらい加工するのか、

どの位置にどんな大きさの穴あけたりすればいいのかを指示する 絵 + 指示 のことです。

この図面を構成する要素として、図 と 寸法 があります。

 

「図」は言わずもがな物の外観を表しますが、基本的に3方向から見た絵+αで表されます。

「寸法」は各要素の大きさです。 基本的に「mm」で単位を付けずに表記します。

 

図面の中でも特に重要な要素が寸法です!

これに設計者の技術の全てが詰め込まれていると言っても過言ではないです。

寸法は一見ただの数字ですが、形状に対する入れ方や指定する精度などによって

その部品の役割や重要性を読み取ることが出来ます。

(※図面は「見る」ではなく「読む」と言います)

例えば、穴を基準にした入れ方なら、NCフライス盤等の工作機械での加工を想定していたり、

形状の端部を基準とした入れ方なら、材料の端から測定して加工することを想定しています。

このように寸法は材料に対する加工方法によって書き方が多様にあるのです。

(加工面の綺麗さ=加工精度等も指定します)

もう一つの注意事項としてその図面のような加工が現実で可能なのか、

丁度いい材料が一般的に存在するのか、という事も気を付けなければいけません。

図面上では書けても実際には工作機械のドリル等が届かなかったり、

材料となる鉄板や金属棒等の直径や厚み、長さには一定の規格があるので、

出来る限りその中から選ぶ事が望ましい等々…

(ここでだいたい設計と加工の戦いが繰り広げられます。)

図面とは様々な制約の中で設計者の工夫と苦労と血と涙と

魂を込めた妥協と諦めの結石なのです…。

こういった点を考えながら、図面と誤解なく分かり合える人類を目指して頑張りましょう!

そうすればいつか、「読める!僕にも図面から設計者の意図が読めるよ!」

といった具合に自分の中の可能性を感じられる時が来るはずです。

それでは皆さん。風邪などにはお気をつけて、健康に楽しくお過ごしください。

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