お世話になっておりますメカニカルデザイン事業部の猪瀬です。

 

僕の好きな芸人にハリウッドザコシショウという人がおりますが

ライブでものまね30連発を始める前に、心身の穢れを落とす神聖な儀式というのを行います。

彼は、ブリーフとテンガロンハットしか身に着けていませんが、

まずは手で全身の汚れやら埃やらを払います。

そうしないと「気になっちゃう気になっちゃう」と芸に身が入らず、集中できません。

その後、「行けるかな?」と儀式をスタートさせようとします。
が、やはり身体の埃が気になって最初に戻ります。
それを大体5~10分くらい「気になっちゃう」の件を繰り返し、

穢れを落とし切ってから、やっとものまね芸をスタートさせるのです。

(客は終始爆笑です!)

 

さて、仕事はある程度段取りが必要ですが、時間を気にしないのであれば

私たちは体力の続く限り設計作業を続けているでしょう。
しかし、案件には納期があり、その先には金型を作り、生産し、商品が店頭に並んで、発売…

…等の多くの後工程が含まれています。

 

設計はそう考えてみると上流に位置するのかもしれません。

 

私たちも工数を掛けまいと、一日の仕事量を見積ります。

本当に納期さえなければいつまでもデータを弄っていたいのですが、

さすがにそうはいきません。
もしその日の仕事の切れが悪く、今日はもう帰宅しなければいけないときは「気になっちゃい」ます。

 

帰りの車でガンガン音楽をかけていても

「あのパーツ構成をこうすればよかったかなぁ」

「アンダーはなかったかなぁ」

…とか、頭の中のチェックリストを振り返ってしまいます。

 

気もそぞろですが、運転には差し支えないレベルの「気になっちゃう」が発生します。

羽生名人は将棋の事が「気になっちゃう」らしいので、絶対自動車の運転はしないそうです。

事故っちゃうから。

 

家に帰って、お風呂に入ってホッとすると

「そうか!あの問題はこのように解決すればよいのだ!」と仕事のアイディアが湧いてきます。

 

昔、働き始めて1年くらいはずっとCADを操作する夢を見続け

夢の中でモデリングしていました。

 

町中をサイクリングしていても、機械的なものはすべてワイヤフレームがあるように見えました。

エッジ付きシェーディング

ワイヤーフレーム

 

休日もそんな感じですから「こうすれば、あの物体はモデリングできるなぁ」

「ここは徐辺フィレットでできているなぁ」とか頭は「気になり続け」ていました。

 

公私混同していて、私生活と仕事が今でもパチっと切り替えるのが時折できていないのかもしれません。

 

しかし、書店で見ましたが、そのような「気になっちゃう」状態がないと人生おもしろくないよ

…的なタイトルの本を見つけて、「ああ僕だけじゃないんだ」と思いました。

 

どうやら僕のような「気になっちゃう」人はウチの職場にも多いらしく、出社前には

一日の設計手順をあまたの中で構築したり、段取りを考えたりしてるという話を小耳にはさみます。

 

あなたは「気になっちゃう」くらい打ち込める仕事ができていますか?

 

(僕は病んでるわけではありませんよ!w)

 

※冒頭の説明をしたくYouTube動画を載せたかったのですが

なぜか記事が保存できませんでした。(危険だから載せるなという天啓でしょうかw)

気になる方は「ハリウッドザコシショウ ものまね30連発」で検索ください。