出張先:ET & IoT Technology 2018
日時:2018年11月15日(木)10:30~16:30

■展示ブース回り 10:30~12:00

気を引かれたブースは4つ。

1)Bluetoothでのビーコンデバイス

http://www.erii.co.jp/products/product1.html

大きさ4cmx3cmx2cm程度。今まで個人携帯にアプリインストールでやっていたことを、
専用デバイス化したもの。セキュリティとプライバシー保護に役立つ。
加速度センサーも入っていて、どちらかというとアクティビティのトレーシング向けとのこと。

2)シリンダー錠に後付けできるスマートロック(製品名:ドアコンシェル)

http://musenka.com/lock/

ただし裏側のボックス(?)は一度外して専用に付け替える手間が必要。
賃貸アパートの鍵を取り換えられるなら安全を求める一人暮らしにうけるのかなと思った。

3)組み込み機器のGUIをパワーポイントで作れるソリューション

https://www.cri-mw.co.jp/product/embedded/Aeropoint/GUI.html

パワーポイントにアドオンとして組み込み専用ファイルにエクスポートし組み込み機器に転送。
組み込み機器上の再生エンジンで動かす仕組み。

4)キャリブレーション不要かつ安価なカメラでの視線文字入力デバイス


タイトル通り、キネクトのようなカメラデバイス+モニタの組み合わせで実現しているのが素晴らしい。
特許取得済み。実用例まだなし。
原理は点滅間隔をユニークにした文字のアイコンを複数モニタに投影。人が凝視した時に瞳に反射する
光の点滅間隔でどの文字を見ているかを判断する。
この方法だと反射する瞳さえあればいいので盲目の人でも使えるのが画期的とのこと。

■セミナー

※JASA(組み込みシステム技術協会)という団体が開催していた以下4つのセミナーを集中聴講してきました。

1)13:00~13:40

移動するIoTをオープンソースで実現する (株)金沢エンジニアリング 小林康博
・JASAのWGグループで自立的なエッジとしてのドローン活用が謳われている。
・目的を遂行するだけでなく、安全性の確保が大切。
・業界としては離島への荷物配送が実証実験で行われている状況。
・JASA Open Drone Platoformの開発中。各社がGateWayを作りCloudにデータをあげて、航空管制で無人飛行をやろうとしているところ。
・飛行経路の設計シミュレーションも行われている。
・機体や無線等の要件定義も行われている。
・無線通信の実証実験をMCPCという通信プロ集団も合わせて行っている。
・目視外飛行通信、小口配送は実証実験で成功している。(電波が減衰しない海での場合のみ)
・輸送だけではコストがペイしないのでマルチユースを考えているとのこと。
・ドローン自作キャンプを開催したらしい。(行ってみたい!)

2)13:55~14:35

スマートライフにおけるエモーションデータの活用検討 (株)クレスコ 國井雄介
・今までは要求、行動をトリガーにしてきたが、エモーションもトリガーにできればQOLが向上する。
・キャッチ対象として脳は、振動、サーモ、カメラ、バイタル、マイクがある。
・人間の感情は複雑で不確かなため、他センサーの補助として使うのが向いている。
辛い物、すっぱいものを食べてもセンサーデータはほぼ変化しない、バイタルデータはリアルタイム性に欠ける、
脳波は環境ノイズがのりやすいなどがわかってきた。

3)14:50~15:30

IoTの電力を担うエネルギーハーべスティングの可能性と課題 ユークエスト 冨岡理
・エネルギーの通貨である電力。使っていない余剰電力を収穫して有効活用することをエネルギーハーベスティングという。
・発電方法には、電磁誘導、静電誘導、逆磁歪、圧電の方法がある。
・課題として発電量が一定しない、エッジセンサーだと使用電力量が読みにくい。
・逆に電気がたまった時だけセンシングすればよいユースケースとは相性が良い。

4)15:45~16:25

IoTサービスのモデリングと、その効果および活用ポイント (株)エクスモーション 渡辺博之
・ビジネスの構造を考えるツールとしてビジネスモデルキャンバスがある。
誰に、どういう価値を、どのように提供するか の軸で分析する。
・ピクト図解でビジネスモデルを見える化する。
・ジョブ理論で何故顧客が商品を購入するのか?を把握する。解決策がない、解決の満足度が低いものなどの課題を見つける。
・ビジネスモデルの検討ステップ 1.課題設定 2.価値提案 3.ソリューション 4.マネタイズ の順番。
・各モデルのカバー領域

以上です。