ITSS事業部 安藤です。

研修は基本的な内容を終了し、今回からシーケンス回路の設定についての説明を行っています。

少々難しい演習問題があったので、フォローします。
下図のような論理回路から、同じ動作をするシーケンス回路を設計してもらいました。

 ところが、この論理回路を用意した1回路のスイッチでは、実現できません。

 無理に回路を作ろと下図のようになってしまいますが、これでは、A、B、CのいずれかのスイッチがONになると、リレーがONしてしまうため、論理回路とは異なる動きになってしまいます。

このような場合に解決する方法はふたつあります。

ひとつは、Aスイッチに2回路のスイッチを使います。

用意されたスイッチは、1回路しかなかったので、2個のスイッチを同時に操作することで、2回路スイッチを使用した回路の動作を確認したグループがありました。

 

A1とA2は一つのスイッチですから、同時に動作することになるので、AがONになるとリレーが動作し、信号が出力されます。また、BとCが動作しても、リレーが動作します。
従って、元の論理回路と同じ動作をすることになります。

もう一つの解決方法は、回路を簡略化する方法です。
論理回路をカルノー図などを使って簡略化します。
問題の論理回路は簡略化すると A + ( B ・ C ) という式に変換できます。
この式から回路を作ると、下図のようになります。