初めまして、ファンテクノロジー代表の江田です。

人生初のブログを書くのですが、10月中に初回をUPし2週間おきに更新する約束になってます。 ぎりぎり1回目の更新に間に合いましたかね。

さて、今回は初回のブログと言う事もあり少し堅苦しい内容かもしれませんが、ファンテクノロジーを創業した思いを書こうと思います。

かなり長いです。すみません・・・

では本題へ、私は2003年から前職である大手人材派遣の会社に勤め、2012年の退職前の直近3年間は営業責任者と言う立場で仕事をしておりました。2008年のリーマンショックを経験し、大手人材派遣会社であっても各メーカーから解約の嵐でした。リーマン前は15,000名いたエンジニアも、半数以上が解約となり会社存続をするうえで6000名近い社員が退職を余儀なくされました。

そんな中、ある自動車メーカーでも20社(約200名)近い派遣会社と取引がありましたが、某会社はリーマンショックの際でも、1名の解約も無かったのです。 (当時私が勤めていた会社や同業大手の派遣会社は軒並み全解約でした・・・)

その某会社とは・・・

もともと、試作メーカーとして、光造形や切削加工などを請負っている会社で、取引している過程で『試作だけじゃなく一部設計も請け負えないの?派遣として中に来てもらえない?』と、お客様の要望があったり、自社自身の取り組みだったのかもしれませんが、試作以外でも取引を拡大していきました。

ただ、当時の自動車業界では試作レス(試作を減らしていく)の動きもあり、その会社のメインの事業でもある試作売上の減少が懸念されていました。 そこでその会社は、いち早く解析の教育に着手し、試作に代わって解析業務の請負や、逆にお客様の若手社員に対して解析の教育まで行っていくことになりました。

その後、試作レスの動きは加速し依然と比べ試作する回数も売上も減っていきましたが、結果、その会社はメインであった試作事業の売り上げは減少したものの、解析業務の請負や、お客様内へ更に食い込めた事により、大きな売り上げを獲得しただけじゃなく、一外注会社(派遣会社)からパートナー企業、協力メーカーという立ち位置まで地位向上ができたのです。

その結果がリーマンショックのような全世界同時不況と言う未曽有の経済危機であったとしても解約を免れたのだと思います。

 

前記のような経験があり、『㈱ファンテクノロジー』は社員一人一人がFANになれるような会社であり、尚且つお客様も会社のFANになってもらえるような総合技術サービスの会社を目指そうと信念を持ったのです。

ファンテクノロジーの『FAN』とは

前の会社で6000名という大量の社員が退職しなければならなかったのは、派遣という一本の武器しかなかったからです。 お客様の立場や社員の立場から考えても、当然、派遣・受託開発・試作など総合的なサービスを提供できる会社と、そうでない会社とではどっちを選ぶかは考える余地もないですね。

一本の武器では契約を継続することも、ひいては社員を守ることもできません。

そんな会社に対して社員が会社のFANになんかなりませんよね?

お客様だってFANになってもらえませんよね?

ですので、創業当初の規模が小さい時からでも、CAD等の開発設備への投資や試作できる体制を整え、派遣だけじゃなく、社内での開発や新人教育ができる体制があったり、試作や小ロットの量産、もの作りまで対応できる総合的な技術サービス会社である必要があったのです。

もちろん、いくらこちらが『派遣だけじゃなく、受託やもの作りまで対応できますよ』と言っても、そもそもお客様が望んでなければ必要のないことです。

創業当初は1件でも多く契約を取って1日でも早く売り上げを増やし、経営を安定させたいと思うのは当然ですが、売り上げ欲しさに信念を曲げて契約する気は全くありません。

ですので、現在取引しているお客様も、こちらの提案次第では将来的に受託、構内請負、試作などでパートナー企業となりえる可能性がある企業や、そうでなくても、若手や未経験の人材でも教育含め、長期的に契約を考えてくれるお客様と取引をさせて頂いております。

かなり長くなってしまいましたが、私の中でリーマンショックでの出来事が会社を創業するうえでとてつもなく大きな出来事でした。

二度と同じような思いを私自身したくないですし、ファンテクノロジーで働く社員には絶対にさせないように、経営者として会社の安定的な成長に努力して参ります。

江田 豊