こんにちは。ITSS事業部の豊田です。
長い長い梅雨が終わったら今度はひたすらに続く猛暑にDEAD ENDしてしまいそうですがなんとか生きています。
例によってブログをサボっている間に私は一つ歳を重ねXX歳になったり、色々ありました。
XX歳にもなると、さすがに大人なんだな……もう少女の気持ちではいられないな……
と思ったりもしますが精神年齢の方は一向に大人になってくれず、私の心は今もあの夏に閉じ込められたままです。

子供の頃は夏暑いなー早く終わってくれないかなーなどと思ったりもしましたが、
年々夏の儚さに切なくなってしまいます。
まず7月末の花火大会が終わった時点で切なくなってくる。消え行く夏を思ってしまう。
8月に入ったら夏の残り僅かな日々を思って切なくなる。
お盆になったら最早残暑……夏が燃え尽きる前に放つ最後の光じゃん……と切なくなる。
夏のエモさは一体なんなんでしょうね?何が人々を夏に駆り立てるのでしょうか。
などとセンチメンタルになりながらも夏は無慈悲に過ぎていきますし、私は猛暑の中どうすることもできず、クーラーが効いた自室で立ち尽くすだけです。
しかし今年は少しは夏の思い出を作りたい。過ぎ行く夏というエモい季節に爪跡を残したい。ということで
世間の子供たちが夏休みに入る少し前に、鴨川日帰り弾丸小旅行~特急わかしおに乗って~を決行してきました。

鴨川といえば鴨川シーワールド、鴨川シーワールドといえばシャチですが、
私はかねてよりシャチという動物に憧れを抱いており、シャチを生で見たいと思っていました。
シャチの屈強な肉体と身体能力、高い知能と可愛らしさ、時に残酷とも言われる海洋生態系の覇者としての姿もまた魅力的です。
それから純粋に見た目が好き。神が創造した中でも相当センスのいい部類だと思うデザイン。
現在国内でシャチを見られる水族館は二箇所で、そのうちの一つが鴨川シーワールドになります。
私は水族館めぐりがひそかな趣味なのですが、鴨川シーワールドには行ったことがありませんでした。
理由はその立地の微妙な不便さ……電車で行っても車で行っても微妙に不便。
でもやっぱり夏だし(この小旅行の時はまだ梅雨明け前でしたが)。夏の勢いに任せよう。
そう考えシャチに会いに行くことを決めたはいいものの、計画性/zeroの性格が災いし、
前日まで交通機関について何も調べないまま、まあ東京から一時間半くらいで着くだろうから場面で行動で……と考えていたのですが、
東京駅から特急で二時間、鈍行だと三時間かかること、さらに特急は一時間に一本しか出ていないことを知り、
慌てて前日にスケジュールらしきものを決めたのでした。

当日はあいにくの雨。というか私は梅雨生まれで雨女を宿命づけられて生きているので大体のイベントで雨が降ります。
雨女としては雨は最早自然のBGMみたいなものですから、傘も持たずに家を飛び出してしまっても仕方ないことです(最初の失敗)
そんなわけで出だしから雲行きが怪しい小旅行でしたが、私が立てた大雑把なスケジュールとしてはこうでした。

東京駅に集合

同行者(妹)が食べたいと言っていた東京駅近くにあるエシレバターのお店でケーキを買う

特急わかしおでケーキを食べながら鴨川に向かう(11:00発)

鴨川シーワールドをエンジョイする

魚を食べる

なんだかんだで無事横浜へ帰還

朝も比較的ゆっくりだしゆとりあるプランだろう、とたかをくくっていたのですが、
まず出だしのエシレバターのお店でハプニングが。
バターといえばエシレ!エシレはバターの最高峰!みたいなことを言われ高級バターの代名詞になっているエシレバターですが、
東京駅の近くにある店舗でのみケーキ類を販売しています。

丸ノ内のハイソなエリアにあるお洒落な牛の看板

このケーキを求めて開店前から長蛇の列……。私達も雨の中開店40分前に並んだのですが、開店後もなかなか列が進まない。
これがコミケなら意図的に列を作る悪質サークル認定されてしまうのではないかというくらい進まない。
このままでは特急に間に合わない……!と焦りつつもなんとかケーキを購入。
ちなみにやっと入れた店内はバターの香りで溢れていてバターを使った美味しそうな焼き菓子とパンとケーキがずらりと並んでいて
これはオーダーに迷って回転が遅くなっても仕方ないな……と全てを許しました。
ケーキを持って京葉線のホームに走ったのですが、ご存知の方もいるかもしれませんが東京駅の京葉線のホームはとにかく遠い。果てしなく遠い。
走っても走ってもたどり着かない。
ようやく特急の券売機にたどり着いたのがなんと発車5分前。
券売機でわけも分からないままそれらしいボタンを押し特急券を購入しホームにたどり着くのと同時に電車が入って来ました。
緊迫の状況の中購入した特急券は自由席を買ったつもりが指定席を買っていたり、指定席なのに連番で買ってなかったり
色々と残念なことになっていましたが、車掌さんのご配慮で指定席の席を替えてもらったりしてなんとか事なきを得ました。
そんな苦労を経て車中で食べたバターケーキはとても美味しかったです。

おやつやお弁当を食べながら目的地に向かうのは特急や新幹線の醍醐味ですよね。

車窓を流れる千葉の風景をのんびり眺めているうちに安房鴨川駅に到着。
駅のホームでは水槽が出迎えてくれます。

駅からシーワールドまで約2kmあるので駅からシャトルバスが出ています。
シャトルバスでシーワールドに到着したら、真っ先に向かうのはシャチのプールです。

シャチ!!!!

生シャチ!!!!

初めて見る生シャチは本当に最高に可愛くて、シャチショーの席取りをしながらひたすら写真を撮り続けました。

ショーの合間にお姉さんに体調管理してもらうシャチもまたかわいい……

シャチ、本当にいくらでも眺めていられる……

ただただシャチを眺めているうちに、シャチショーの時間が迫ってきました。
シャチショーでは夏恒例のイベントサマースプラッシュ(シャチが観客に水をかけてくれる)が始まっていて、
会場内ではずぶぬれ注意!!のアナウンスが繰り返し流れていました。
多少濡れても平気だけど一応買っておくか~とカッパ売りのお兄さんからカッパを購入し、待機します。

そして始まったシャチショー!

イルカショーと比べるとシャチの重量とパワーが伝わって来て大迫力のショーです。
お姉さんとシャチのコンビネーションが本当に凄い。

地響きのような音と豪快な水しぶきを発てるシャチのジャンプは最高です。

ショー終盤でいよいよ始まるサマースプラッシュ。
しかしこれがサマースプラッシュなどという生易しいものではありませんでした。
シャチが尾ひれで水面を叩いて観客に向けて水をかけてくれるのですが……パワーが半端ない。シャチ半端ないって。
観客からあがるガチの悲鳴。巨大なバケツで水をぶちまけたかのような水量。
シャチのパワーの前ではカッパなど無意味。容赦なくずぶぬれになります。
スマホも塩水でびしょぬれになってしまったので撮影は断念。
最前列で水着で見ている小学生たちがいましたが、大正解だと思う。
サマースプラッシュは過激なアトラクションでしたが、ショーはめちゃくちゃ楽しかったです。

さて、シャチショーを見たら次は各展示を回る……のかと思いきや、次に向かうのはシャチエリアの地下にあるレストランです。
鴨川シーワールドに来たらここに行かずして帰れない。
なぜならここは日本で唯一シャチを見ながら食事ができるレストランなんです。

注文したのは伊勢海老カレー(鴨川では伊勢海老が獲れる)

ライスがシャチの形!!かわいい!!

カレーをかけるとカレーのプールでシャチが泳いでいる感じに!かわいい!!

秒で完食してしまいました。大変美味しかったです。

レストランの窓からはシャチプールを見ることができて、シャチが時々窓を覗きに来てくたりします。

シャチが接客してくれる飲食店なんて銀座の高級クラブも裸足で逃げ出すのでは?違法なチャージ料とか取られたりしない?
と思わず考えてしまいますが料理の価格だけでこの夢のような時間を過ごすことができます。実質無料どころの話ではない。
鴨川シーワールドに行った際は是非こちらのレストランを利用してみてください。

ここまでシャチのことしか書いていませんが、勿論他の海獣や水槽もしっかり回りました。
シーワールドが日本で初めて繁殖に成功したセイウチのプールでは、セイウチたちが非常にアクティブに泳いでいました。

こちらも気持ち良さそうに泳ぐアザラシ。

鴨川シーワールドの水槽展示は魚の種類はそこまで多くはありませんが、展示の方法などにこだわりを感じて見ごたえがありました。

セミエビ。見た目は結構強烈ですがとても美味しい高級食材らしい。

こちらはシャコ。シャコの巣穴を断面図で見ることができる展示は初めて見たかもしれない。

海ガメの子供たちが泳ぐ水槽も幻想的でした。

それから淡水コーナーもとってもよかったです。
サワガニコーナーの設備がかなり自然に寄せていていい……久しぶりに地元の沢にサワガニ採りに行きたくなりました。

やっぱり水族館は楽しいな……いくらでもいられるな……今度はシーワールド併設のホテルに泊まって丸一日過ごしたい……
閉館前最後のシャチショーを観たあとは、お土産コーナーでシャチグッズを購入して大満足。
水族館のお土産コーナーってその水族館のカラーが存分に出ていて最高ですよね。アクアワールド大洗のサメグッズとか葛西臨海水族園のマグログッズとか。

今回は時間が足りず鴨川の海を楽しめなかったのは残念でしたがそれはまた次回……
最後の目的である海の幸を食べるため、お店を探します。
駅の近くにレトロな磯料理のお店を発見し、入ってみました。
磯料理長久

いただいたお刺身定食。刺身がぷりぷりで美味しいー!ご飯の炊き具合も最高ー!

ご年配のご夫婦お二人で経営されているお店で、女将さんのトークがとても楽しくて、ついつい話しすぎてしまいました。
鴨川シーワールドと地域の密接な関係についても知れて、とても濃い時間を過ごせました。
鴨川から横浜までの終電に間に合う電車が21:00だったので、ギリギリまでお店でお話して駅にダッシュしました。
是非また再訪したいです。

色んなバタバタがありつつも、一応当初のプランどおりに進んだ小旅行でしたが、
特急の終電が19:00までだったのは予想外でした。
そこから三時間鈍行に揺られ、眠気に襲われ朦朧とする意識の中で乗り継ぎ三回をクリアし、なんとか横須賀線の終電に乗って横浜に帰ることができました。
またシャチに会いに、今度はもうちょっと余裕のあるプランで、鴨川に再訪したいと思います。

夏も残り一週間となりましたが、最後に甘く切ないひと夏の思い出を作りたいですね。
ちなみに8/31には真岡市の鬼怒川河川敷緑地公園(真岡市砂ケ原)で尊徳夏まつり大花火大会があります。
花火は一万発上がって特大スターマインなども多く上がりも見ごたえもありますし、花火をかなり至近距離で見ることができる県内でも穴場の花火大会だと思います。
真岡市と合併しても頑なに真岡の花火大会とは別に開催し続ける旧二宮町民の意地のイベントを是非見に来てください。
夏の最後の日に見る花火はエモさMAXだと思うので、私も見に行けたらなーと思っています。