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フェイスシールド製作日記

設計開始 発端編

新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年3月、R&D事業部では若手社員の教育研修の一環として、3Dプリンタを使用して製作するフェイスシールドの3Dモデルの設計・検討を行っていました。

そんな中、緊急災害医療資機材等の販売を手掛ける3DS株式会社 林社長より当社代表 江田に3Dプリンタでフェイスシールドを製作し、医療従事者へ寄贈できないかというご提案がありました。

早速お話を伺うと、まだまだ必要な自治体に数が行き渡っておらず、300個から1000個位は欲しいとのこと。3Dプリンタで製作するとなると、現時点での形状では1個製作するのに6時間かかってしまうので、
数を取れる形状を絶対条件とし、以下の仕様をクリアできるフェイスシールドの開発を進める事となりました。

・数を取れる形状
・シールド部は交換可能なこと
・額に当たる部分のスポンジは必須
・顔とシールドに距離を開けたい(マスクからの息による曇り防止の為)

設計検討編

さて、設計を進めるとなると時間との勝負です。

この時、R&D事業部では受託案件のお仕事も受けており、直ぐには対応出来ない危機的状況です!!
そこで、ファンテクノロジーの良い所の一つである、人員のフットワークの軽さを活かし、
協力可能なメンバーに即連絡&手伝ってもらう事となりました。
これでフェイスシールド設計の専任者が決まり、設計検討を開始しました。
ネット上には、皆さんの努力の結果の様々なフェイスシールド情報が溢れています。
設計にあたって、既にあるフェイスシールドを参考にさせていただき、自社での形状を検討・模索していきます。
ファンテクにはFDM方式の3Dプリンタが2台ありますので、試行錯誤して形状を決めていきます。
やはり、直ぐに形を作って見られる3Dプリンタがあると凄く重宝します。

そして検討した結果、以下のように1日で最大17個のフェイスシールドが製作出来るようにしました。

もう1台の小型3Dプリンタで、アジャスター部品を製作します。
アジャスターは輪ゴムをかける位置で6段階の調整が出来るようになっています。この最終形状で、1日の製作台数・工数を算出し、日程と原価をまとめます。

情報がまとまった所で、3DS株式会社の林社長と再度打合せを行いました。形状や耐久性をご確認いただき、問題がないという事で、栃木県庁へ寄贈する運びとなりました。
最終的な数量は1000個を分納で寄贈し、寄贈式を栃木県庁知事応接室にて執り行っていただく事になりました。

初回納品分の130個を準備し、いざ寄贈式へ望みます!!

寄贈式

そして2020年5月、栃木県庁での寄贈式にて福田知事へフェイスシールドを寄贈し、
下野新聞にも掲載いただきました。

今後について

現在、フェイスシールドの一般販売について準備を進めております。
ご購入を希望、またはお問い合わせ等ございましたら、こちらからお問い合わせください。
引き続き、フェイスシールドの形状や耐久性などの改良を行って参ります。
不測の事態の中でも、ものづくりの企業として社会に貢献していきたいと思います。

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